Serendie
三菱電機グループの新規事業ブランド「Serendie」の立ち上げプロジェクト。データと人材の循環を促し、偶然の出会いから新たな価値を共創することを目的に、DXの象徴となるブランドアイデンティティシステムを構築しました。 社会や産業のデジタル化が進む中、三菱電機はハード中心の事業構造からデジタル・ソフト領域への転換を進めており、部門や企業を横断した共創を促すための新たなプラットフォームとして「Serendie」を創設。デザインコンセプトの策定、VI設計、書体開発ディレクション、ソフトウェア仕様設計・UI/UXデザイン、モーションデザイン、空間サイン、各種アプリケーション展開に至るまで、プロジェクト全体のアートディレクション及び、デザインを担当しました。
Background
三菱電機は部署間の分断や情報連携の難しさを抱え、従来のトップダウン型組織から越境的に協働できる体制への転換が進められていた。Serendieの立ち上げでは、ブランドアイデンティティに加え、リアルな共創空間「Serendie Street Yokohama」への展開も前提とした。そのため、デザインには多様な利用シーンへの柔軟な適応性に加え、来訪者同士の自然な交流や共創を促すコミュニケーションデザインが求められた。
Approach
Serendieの核となる「人とアイデアが交差し、未完成のものが共創を通じて育っていく」という理念を視覚化するため、〈半円=未完成の形〉をデザインシステム全体の共通原理として採用した。 この半円を起点に、ロゴ、バリアブルフォント、パターン、モーションを一つの体系上で展開できるデザインシステムを構築。半円の位置、大きさ、色、パーツの可変により、偶発性と秩序が共存する多様なビジュアル表現を可能にし、多様性や挑戦を歓迎する姿勢を象徴化した。 また、社員自身がオリジナルロゴを生成できる参加型体験を設計。価値創造のプロセスを「与えられるもの」ではなく「共につくるもの」へと転換することで、部門を越えた協働やアジャイルな働き方を日常的に促すブランド体験を創出した。
Client
Mitsubishi Electric
Role
Art Director
Scope
Concept Development
Identity System Design
Brand Guidelines
Motion Graphics
Motion Prototyping
Software Specification Design
UI/UX Design
Spatial / Digital / Print Applications
Art Direction
Credits



















